beautiful love ★ 俺様boyと天然girl










「花火大会??」





合宿が終わったあと

夏休みはあっというまに過ぎ




気づけばもう5日で

新学期がスタートしようとしていたある夜




珍しく慎から電話があったので


とってみたら花火大会のお誘いがきた










『うん!明後日なんだけどさっ!

行かないっ??五人で♪』









花火大会かあー


今年まだ行ってなかったし
行きたいなあっ






「うんっ!いいよっ!

行こうっ!楽しみっ!」







『やったっ!んじゃあ
水乃は早手誘っといて★』








「りょーかいっ!」
















そういや去年って受験とかで
花火大会行けなかったんだっけ?






お祭りも行けなかったんだっけー





一年ぶりかあっ
早く明後日にならないかなあっ♪












慎から電話をきり


隣の明かりのついている
部屋をじっと見た







早手、起きてる?よね?



電話して大丈夫かなあー









向こうのカーテンは閉まったままなので

中までは確認できない









よーしっ電話かけちゃえっ!!










電話帳から早手の名前を検索して


電話をかけた











プルルルルルル、プルルルルルル













………なんだろ



隣にいるのにわかってるのに

電話ってなったら
緊張しちゃう…














『はぃ…』






トクン!








でっ出た!!









「あっ…もしもし早手?

今大丈夫??」







『うん…どした?』














声がめちゃくちゃ

近すぎて…めちゃくちゃ緊張しちゃう…












「…え…とねっ



明後日…花火大会行きたいなあーってっ」










『花火?別にいいよ』














え!!以外とあっさりオッケーしてくれた!?












「本当にっ!?やったっ!」













考えてみたら付き合って
早手と二人でデートしてないよね??









合宿終わってからは


部活ばっかで
まともに二人で一緒にいたことないし





いたとしても優希たちも一緒だったし

今回が始めての外出デート!?









『どこの花火大会?』









「…あ、それは聞いてない」









『聞いてないって
誰かに教えてもらったの?』






「えと、うん、慎から電話でねっ」










ガラッ!













へっ??











向こうのカーテンが開いて



早手が携帯を耳につけながら

こちらを向いてきた












わっ…早手



お風呂上がりなのかな…?









濡れた髪の毛に
肩にタオルをかけている








カラカラ








えっ!こっち来るのっ!?










ガラッ!













『お前慎と電話したの?」









うひゃっ…







そばにいるのに携帯で
喋ってくるから声…

二重に聞こえてくるっ…