早手…なんでそんな機嫌悪いんだろう
早手が抱き締めるちからはさらに
強まり、それと同時に頭を撫でてきた
「…早手…?」
「…達也兄だったからよかったけど
他の男にあんまついていくなよ…?」
トクン…
早手……
いじわるなのに
たまに優しくなったり
素直になったり
本当わけわかんない
けど…そんな早手にドキドキしちゃう
「…なんでそんな心配してくれるの…?」
「…お前は俺のもんなんだから
心配するに決まってんじゃん……」
それって…
「…それって……どーいう意味?」
早手の言葉がたまにわかんなくなる
俺のもんって…
「なあ水乃?」
「…んー?」
早手の腕から
解放されたあたしは
早手の目を見て
問い返した
「…昨日お前言ったよな?
これからもずっと
俺と一緒にいてくれるって……」
急に低い声であたしの目を見て
問いかけられた
「…?…うん?」
「なら…俺の彼女になったって…
思っていいってわけだよな?」
……え?
えっ…?えっ??えっ!?
えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!??
