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ザ―――――
「やばいっ!みんな
屋根のあるところに入れ!!!」
まじかよ
「今日は天候に恵まれてねーな」
「またぐしょぐしょになっちまったよ」
「今日の花火大会は中止だな」
あり得ねー
今日は雨で結局
なにも出来なかったじゃんよ
「てか、優希、水乃は?」
真澄といい感じな雰囲気を
作ってたから中々話しかけづらかったけど
「体調悪いから行かないって」
は?
「アイツ調子悪いの?」
「ずーっと寝てないのよ
最後くらいゆっくりさせた方がいいでしょ」
そらそうだろうけど…
俺には何の連絡もしてきてないし
調子悪かったなんて知らなかった
「…俺知らなかったし」
「はあっ?んなの知らないわよ!
てか、少なくとも体調崩したのは
あんたのせいでもあるんだからね!」
はあ~?意味わかんねー
「避けられてたのは
俺の方なんですけど・・・」
「てか、あんたは
兵藤さんとラブラブしてきなさいよ
あっ、花火大会中止決定らしいわ
旅館帰るみたいよ」
いや…俺のせいってなんで?
俺はあいつから何でか
避けられてたのに
俺やっぱアイツに
気づかない面で
傷つけるようなことしたのかな
てか、アイツが来ないって
分かってたなら
俺も参加しなかったのに
「早手くん!」
小振りになって帰る途中
俺は兵藤に声をかけられた
「…何?」
「ちょっと話したいことがあるんだけど
…いいかな?」
は?話したいこと?
てか…やっぱこいつ
水乃に似てる
暗い中顔見たら
髪の色とかあんまり分からないから
余計水乃に見える
「…あのね
あんまり大きい声では
言えないんだけど
ちょっとみんなから離れて歩こうか★」
「…あ、おう」
そう言って兵藤は
俺の手を掴み
みんなとちょっと離れて
後ろの方でゆっくり歩いた
「…何?」
俺はなかなか喋りださない
兵藤に少しいらついて
話をといかけた
