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「水乃っ!なんで行かないのっ!?
花火好きじゃない!!」
夜の8時半
みんなが少し遠くの海に
集まってる中
あたしと優希はまだ旅館の自分たちの
部屋にいた
「体調悪いんだってばあ
頭痛いし。。。
ゆっくりお風呂入って
寝たいのです…」
「せっかく最後で
練習忘れて盛り上がれるのに・・・
あんた、昼間の
兵藤のこと気にしてるの?
だから行きたくないとか」
『早手くんと一緒に花火見る!』
優希の一言で昼間の
一シーンが蘇ってしまった
「そんなんじゃないってっ!
ただ調子が悪いだけ」
コンコン
「優希~?行くぞ~」
そんな話をしていると
襖の向こうから真澄の声が聞こえた
優希のこと
迎えに来たんだね
「…水乃
顔赤いけど…熱あるんじゃないの?
やっぱ心配だから
真澄との約束断ってくるわ」
「えっ!!大丈夫だから!
優希は楽しんできてっ!!」
せっかく優希は
真澄とゆっくり一緒にいれる
チャンスなんだから
「一人だったら心配じゃない
約束なんかいいの!あんたの方が大事!」
優希の気持ちはありがたいけど…
あたしのせいで
約束がつぶれるのは嫌…
「優希、ありがとね
でも大丈夫だよっ!行ってきなって!」
あたしは置き上がって
優希に外に出るのを促した
「でも…「あたし意外と元気なんだっ!
心配なんてしなくていいって★
行ってらっしゃいっ!」
笑顔で優希を見送り手を振った
