beautiful love ★ 俺様boyと天然girl










「兵藤さん…」



あたしたちの話を聞いてたのか


兵藤さんがあたしと優希の
中に入ってきた







「修原さんっ!ちょっと二人で
話したいんだけど、いいかなっ??」






「え?」






兵藤さんはあたしの腕を掴んで

みんながいる体育館から
少し離れたところにつれていかれた








なんか喋ってくれないかな…

背中向けたままで
こっち向いてくれないし




てか…あたしたち話したことないのに
なんでこんな重い空気なんだろ








「あの…」




空気の重い雰囲気に負けて
喋りかけた




「今日の夜に告白したら

両想いになれて

付き合えるって本当??」







「へっ!?」





思わぬ質問されて
動揺してしまった






てかなんで兵藤さんは

あたしに聞いてくるわけ?










「付き合えるかは…わかんないけど

いい雰囲気になれるのは…

本当なんじゃない…」









「そうなんだあっ!

んじゃああたし早手くんと
一緒に花火見ていいかなっ!!??」






「え…?」






こちらに振り向いた兵藤さんは

目を光らせて

可愛らしい笑顔で問いかけた













「…あたし早手くんが好き

入学してからずっと見てきたけど


修原さんが強すぎて
なかなか話しかけられなかったの

修原さんと早手くんって
幼なじみなんだよね??」








笑顔を見せたと思えば

急にまた深刻な顔して
あたしを見てくる彼女









「うん…幼なじみだよ?」






真っ直ぐな瞳に
目が反らせない



兵藤さんってこんなに
きれいな瞳してたんだね




でもなんとなく目の奥から
伝わってくる冷たい眼差し




「幼なじみだからって言っても

あたし、負けないよ~



好きなんでしょ?

早手くんのこと」











ドクン・・・










知ってるならなんで聞いてくるんだろう



宣戦布告ってやつなのかな







「最近早手くんとずっと一緒にいるし

結構早手くんもあたしに
心開いてくれてるんだあ」










なんとなく何言われるのか
分かってたけど



実際話されたら辛いものってあるんだね









兵藤さんも早手のこと
好きって気づいてたけど










こんな直接言われるとは

思ってなかったな