beautiful love ★ 俺様boyと天然girl








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「水乃ー?大丈夫?
体調悪そうだけど」







「大丈夫だよっ!なんかねっ表情ひどい
顔してても体調は元気なんだっ」




「調子悪いなら言ってね?
休んでていいから」




「はいっ!ありがとうございますっ!」






山道ランニング


あたしたち男バスマネージャーは

中盤地点で部員たちが
到着するのを待ち構えている






女バスマネージャーが

ゴール地点で部員たちを待ってます














山道って言っても上から下は
目に見えるほど近い




雨の影響で10キロの
コースが半分になった













はあ…気抜けばフラーって
なりそうなんだけど



今は練習っ!集中しなきゃっ











ずっと立っていないといけなくて

以外と立ちっぱなしは腰に来る








「今日はキャンプファイヤーね

二人とも誰か男の子誘ってるの?」





(゜ロ゜)!




そうだった!!!



藍川センパイに話題出されて気づいた!



今日はこの山道ランニングが終われば

キャンプファイヤーと花火大会なんだっ










こんな雲行き怪しい天気で
キャンプファイヤーなんか出来るのかな










「私は幼なじみの佐藤真澄に
予約入れてますっ!」







そうだった…優希は行く前から

真澄に予約入れてたんだった







「あらっはやいわねっ


あたしは女バスに友達二人いるから
その子達と楽しもうと思って」







「そっか!藍川センパイは
葉山くんがいますもんねっ」








「ふふっ、まあ一応ね」




一応と言いつつ幸せそうな藍川センパイ



羨ましいなあ







「修原さんは?」










えっ…



あたしそんなこと忘れてた…






誰と過ごす…





「……えっと…


しっ…慎とかな??」









「桜乃くんかあ!
あの子もいい子ねっ」






思わず慎の名前が出てしまった…








「あっ!第一走者が到着しそうっ!」







えっ!一番乗り!?










「……あ」











汗を流して肩で大きく呼吸を
しながら上ってきた







「達也お兄……」












奥野センパイが最終日もトップ

この合宿中どのランニングでも
トップで帰ってくるセンパイ






「奥野キャプテン、お疲れ様です」







「…ハアッ…おぅ…」






「キャプテン、お茶ですっ」






優希がセンパイにお茶を手渡した








「…あっ…タオルどうぞっ!」






センパイがあたしの方をチラッと見てきたので




慌ててタオルを渡した










「あっ!次の走者も
向かってきてますっ!」




「後ろからもきてるわよっ」










優希と藍川センパイが
後ろ帰ってきている部員を

サポートしていた







「水乃」






「…なに…?」












奥野センパイから声をかけられ
センパイの方を向いた






「……今日の夜…一緒に花火見ないか?」








えっ…







「ハアッ…夜時間作ってな?」









トクン…










奥野センパイに頭をポンポンってされると



胸がきゅうんってなる










「せっ…センパイ…後から来た人に
抜かれちゃいますよ…っ?」







あたしは隣に優希達がいるのを気にして


早く行けと促した










「水「センパイ」










トクン






へっ…






センパイの後ろにいた

汗をたくさんかいた彼…
汗が流れ落ちるのも


髪の毛が濡れてるのも
すごくかっこよく見えちゃう…






久々に近くで見た気がする


あたしの大好きな人…






「ハアッ…ハアッ…なんだ…早手じゃん」





今日はすっごく早いじゃん…

いつもは他のセンパイにも負けてるくせに









「…俺…先いきますから


負けませんから…」






トクン…









真っ直ぐな瞳




ずっと近くで見てきた顔なのに…







早手なのに…



すっごく男の子の顔じゃん…






「…練習なんだしよ…手柔らかに行ったら?」










「…関係ないっす」











あっ…







早手はそれだけを言い残して


すごい早さで山道を上っていった