トクン…トクン…
胸の音が…
静まろうとしない
「水乃のことが好きだ。
小さいときからずっと」
トクン…
あたし…告白されてる…?
憧れのセンパイに……?
「目が離せい妹だなってずっと思ってた
けど、早手と一緒にいる場面を
何回も見るようになって、
嫉妬が酷くなってきた
絶対誰にも渡したくないって…
もちろん…早手にも」
そんな嬉しすぎること…
あたしなんかに言っちゃだめだよ…っ!
センパイがどんどんあたしに迫ってくる
やだ…恐い
「……センパ「キス…していい?」
ドクン…
え…?どういうこと…?
キス…って
「……デートのとき
我慢したからしていいよな…?」
いや…っ
…………嫌だよっ
こんなの嫌だよっ!!!
パシンッ!
怖さと恐怖感のあまり
思いきりセンパイを突き飛ばしてしまった
「ッテェ!」
「ごめんっ…なさい…っ
あたし…っ好きな人がいるの…っ
その人じゃなきゃダメなの…っ」
「水乃…っ」
「ごめんね…先帰るっ」
センパイをおいて
先に走って帰ってしまったあたし
センパイ…ごめんなさい
早手じゃなきゃ嫌なの…っ
