『新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます
本校白馬学園は…』
あー…
くそ長い入学式が始まった
だるいし校長の話は長いし
早よ帰って寝たいんですけど
「校長先生の挨拶、本当長いよねっ」
「…ん?あ、うん、そだな」
隣の席の名前もまだ知らない
クラス一緒なんであろう女から話しかけられ
とっさに気のない返事を返した。
てか、俺のクラス女の比率高くね?
さっきもさっきで散々だったし
名前も知らねーよう女だかりは甲高い声で喋りやがるし
気安く下の名前呼び捨てで呼ぶし
香水の臭いはきついわべたべたしてきいまあるわ
まじ女ってめんどくせー
おまけにアイツにまでシカトされちまうし
普通助けるだろ
幼なじみがカオスな状況で
助けを求めてんのわかったら…
俺、あの教室でやっていけんの?
慎には悪いけど
真澄がいてくれたことは救いになった
