「わーい!真澄と慎も同じクラスだったのっ??」
5人は中学のときから仲良し
何をするにも5人で行動していた
「残念だけど慎だけ違うクラスなんだよ」
「えっ!?慎4組じゃないの!?」
優希が驚いて問い返した
あたしも驚きと残念さが混み閉めた
「そおなんだよー。俺だけ隣の3組なんだよ!寂しいじゃん!」
慎は一人は嫌だと言ってかなり凹んでいるご様子
「まあまあまあまあ、隣のクラスだしさっ!
いつでも会いにくればいいじゃんっ!」
あたしは元気出してと言わんばかりに慎の背中を摩りながらそう言い返した
「ちえー。お前らは安泰でいいよな!
俺お前らより先に新しい友達見つけてやるよっ!!」
慎は悲しみながらもこらからはじまる高校生活に期待を寄せて
すぐに元気になった
「あれ?そういえば早手は?」
真澄の言葉にあたし達は
早手がいないことに気付いた
すると早手は
「神埼早手くんって言うんだあっ!かっこいい名前っ!」
「かっこいいよねー!あたしはやてって呼んでいいー??」
「はやて!ライン交換しないっ?」
早手は女の子達に囲まれていた
あーあ、早手機嫌悪そう…
でもその後の不機嫌処理係は
あたしにやつあたってくるからそれがなにより怖い
てか、出逢って初っ端で名前呼びって早くない…?
ライン交換って…
最近の若者は手が早いというか…
積極的というか…
早手も早手でどうせまんざらでもない感じで
対応するんだろうし…
あんなに大人気なのに
めっちゃモテるのに透かした感じもまたイライラする
早手の回りにはたかる女の子達をじーっと見つめていた
すると早手と目が合ってしまい
やばいっ!って思っていたら…
ん?
なんか訴えかけてくる…?
早手の口元を確認しながら何かを感じ取った
…た……す…け……ろ?
あー、はいはいあいつはあたしに
この状況を切り抜けたいがために
あたしを見つめてきて助けを求めてきてるんだな
「早手くーん!!」
「どこみてるのーっ?私だけを見てくれたら嬉しいっなんてね★」
…うぇぇぇ
なんかイライラするっ!
あたしは早手の事を無視して入学式に向かうため教室を出た
