貴方の動きが大きくなるにつれて、
貴方を見ているのが難しくなる。

閉じてしまいそうになる瞳を無理矢理開けて、
貴方の、熱に濡れている瞳を見つめた。


「どないしてん、て。」

動きを少し緩めながら、もう一度、
貴方が問うてくれる。



「………キス、して」