「あら…目、覚めました?」 「!?」 私は声が聞こえた方に視線を向けた 「…誰…」 そこには大人しい感じの若い女の人 が立っていた 「そんな警戒しないでください! 大丈夫です!何もしませんので…」 ニコッと笑った女の人は荷物を置いて こっちに向かってきた どうやら買い物帰りだったらしく 荷物が入った袋には沢山の食材が詰め込まれてた 「……ここは、どこですか?」 そう…今私が一番気になっていることだ