泪-namida-


ぇえええええ!

そんな目で見てないって!

「そんなんちゃうって!」


誤解だというように首をブンブン振った。

でも手嶋はムカついたのか、梨乃を馬鹿にしだした。



「先生ーー!梨乃ってむっちゃ馬鹿やねんで!知っとった?」


手嶋が私の事を指差してニヤニヤしながら言った。


ぁーームカつく!って…


いつから梨乃って呼んでんの⁉
え、今から⁉

えええええええ!


でも平常心を保つ為に、言い返した。


「手嶋の方が馬鹿やし!何ゆうとん!」


そこで、手嶋と梨乃の言い合いが始まった。


手「馬鹿」
梨「馬鹿」
手「馬鹿」
梨「馬鹿」
手「馬鹿」
梨「もーーーー!馬鹿は手嶋!」


こんなやり取りすら幸せに思えた。


まさか壊れて行くなんてな。