「そーなの!
芽唯のこと置いていこうと
思ったよー!」
と、朱華ちゃん。
「置いてきても芽唯は死なないよー」
のほほんと笑う七瀬に
あたしは軽くチョップした。
「し、死ぬわ!」
ってな感じでいつも
笑って過ごす楽しい四人。
いつものように笑って
楽しんでた。
「とゆうか、芽唯!
ラブレター持ってきた?」
という、野乃の言葉に
あたしはギクッとした。
そして、朱華ちゃんと
七瀬が異様に反応する。
「そーだよ!忘れてたよ!
ちゃんと見せなさいー」
朱華ちゃんはあたしの
背負っていたリュックを
くまなく調べ出した。
七瀬は1人で、
あたしが書いたラブレターの
妄想をしてた。