「ゆうがいいなら俺はいいよ」

「うん、ありがとう//」


明日の土曜日俺らはバブルデートをする事になった。

「なぁゆう」

「なぁに?」

いちいちかわいいなぁ…

「取りあえず今は校長の話聴こうな?」

「はぁい♪」


くだらない校長の話をしているときに俺はなんてことをしてしまったんだとあとで気づいた。

まぁ俺たちはまた奇跡的に四人とも同じクラスになった。

まぁ席は雲が悪かったな…

俺は窓側の一番後ろ、ゆうは教卓の前、しょうやんは俺の前、恵はゆうの後ろの席。

見事に別れた。

そして一人一人自己紹介が始まる。

ゆうのばん

「○○中学からきた桐原優姫です♪一年間皆さんと仲良くしていきたいです♪あとは、あそこにいるふうとつき合ってます♪よろしくお願いします♪」

あいつは余計なことを…

まぁ入学式から注目を浴びた俺ら四人だからな。
まぁいいとしよう。

恵みの番

「優姫と同じ中学出身。河野恵。仲良くなれたらいいんじゃないかな。よろしく。」

まあ、いつもながらの冷静さだな。

どんどん流れてしょうやん

「○○中出身、原田翔太で~す♪チャラくないからね?え?ちゃらくないよ?俺は愛おしい恵ちゃんの彼氏たもんね~恵~♪とにかくよろしくね~♪」

恵可哀想あんな赤くなっちゃって…

次俺か…

「夜月風、よろしく。」

よし、満足。

え?

少ないって?

いつもと同じじゃね?

まぁ、いいだろう。

最後に担任、暑苦しい教師だと分かったところで下校。

俺はゆうを家まで送ってその隣にある美容室い入った。

ってか瞳さんの家とゆうの家近って思ったことも合った。

そこもあんま気にしないことにした。


「あら、風君じゃない♪」

「ん。」

「今日はカラーリングしよっか♪」

「は?」

「実験台でしょ?」

「はぁ…」


俺はため息をした。

黒入ってたんだけどなー。

ってか雰囲気がゆうとかわらないよなー、こういうとこ。

いきなりっていうかなー。

ん?

まてよ?

いや、まさかなー。


「瞳さんの娘っていくつ。」

「風君と同い年かな?同じ制服着てるし…」


おいおい、まてよ?


「名前は?」

「優姫よ?ってあら?もしかして…」


ナンテコッター

最悪だ。

えー、やべぇ、まじやべぇ。

今までずっとため口だったじゃん。


「ゆうちゃんの彼氏?」

「はい。」

「なんで急に敬語?」

「いや、なんとなくッス」

「敬語じゃなくていいのよ?

ゆうちゃんがいってた彼氏って風君のことか~♪

風君なら私も賛成♪」

「ん。」


そしてまぁゆうがずっと瞳さんに俺のことを話してたことをずっと俺に話していた。

ってか瞳さんどんだけ天然なんだよ。