「……逆に怪しいけど?」




夏海の視線が怖い。



「…………。」



夏海にうそはつけない。

……というか、私はうそが下手で……。


いつもうそがすぐバレちゃう。

……もうすでにバレそうだし……。



「……じつは……」



1人で悩んでいてもしょうがないし……
夏海なら解決してくれそう。


そして、昨日のことをゆっくりと話し出した。