「かわいいお店だね!」 お姫様でもいそうな外見。 けっこう好みかも……。 「後輩の女に聞いた。」 「へぇ……。」 確かに、いくら甘党だからと言って、翔太が こんなかわいいお店見つけるはずがない。 「食べたことあるの?」 「ない。一人で入れるわけないだろ。 こんなファンシーな店。」 ……確かに。 翔太がこんなお店に一人で入ってるのを想像すると……。 ……ダメだ、笑ってしまう。 どう考えてもミスマッチ。