「チッ。起きたか。」



目の前で軽く舌打ちをする

田嶋 翔太。


幼稚園からの幼なじみ。

家は隣。



そして……


超イケメン。




「舌打ちって……。起こそうとしたの翔太でしょ!
てか、勝手に部屋入らないでよ!」



ベッドに座ってる翔太に向かって叫んだ。

ってか、なんでベッドに座ってるの!?



「はいはい。おばさんに頼まれたんだって。」



お母さんめ……

確かに私を起こすのは至難の業だけど……


翔太に頼まなくたっていいじゃん!