イケメン幼なじみに愛されて



ニヤリと笑った翔太の言葉に、



「……なっ!?」



発火したんじゃないか……と思うぐらい勢いよく頬っぺが熱くなった。

恥ずかしくて燃えそう……。


ほんとに、今日の翔太はおかしい……。



「ちょっ……いこっ!」


「う、うん……」



翔太に圧倒された女の子たちは足早にその場を去って行った。


残された私と翔太。



……今、翔太はどんな顔をしてるのかな。



いつも通り、余裕そうな顔?

何もなかったかのような普通の顔?



……やっぱり、めんどくさいから断るために……?



こんなに、ドキドキしてるのは……

私だけ?