「美味しそう……」



見た目も完璧で、つい呟いた。



「俺が作ったんだから美味いに決まってる」



朝から俺様モード全快な翔太に呆れた。

でも、ほんとに美味しいから憎めない。



「いただきます!」



「おう」



一口食べるだけで、幸せな気分になる。



「ん~」



食べる度に声がもれた。