「……ん?」 もぞもぞと動きだした翔太。 パチっと目があう。 翔太の綺麗な瞳に見つめられてドキッとした。 「……おはよ」 「お、おはよ、じゃなーい! な、なんでいるの!?」 冷静な翔太に向かって叫ぶ。 「だって泊まるし……」 「だ、だからってなんで隣で寝てるの!?」 隣、というか……抱きついてるけど。 未だにくっついてる翔太。 恥ずかしくてたまらない。 つい顔が赤くなった。