ついにはコテンと顔を傾けてきた。 俺の肩に頭をのせて、満足げに軽く微笑む。 ……ほんとにコイツは。 「……俺の気持ち知っててやってんなら、確信犯だぞ。」 安心しきってる寝顔の柚葉を見つめながら呟いた。 「ったく……。 俺じゃなかったらどうすんだ」 柚葉の寝顔を他の男なんかにみられたら たまったもんじゃない。 こんな可愛い姿、他のやつに見せてたまるか。