ーーー なんとか間に合って学校につく。 校庭にはたくさんの生徒。 なんとなく視線を感じる。 主に私の左側に。 もちろん、左側にいるのは 翔太。 「……って!」 少し経ってから気づく。 まだ翔太と手繋いだままだった! 慌てて離そうとしたら、ギュッと握られた。