あの日。先生との時間の後、先生が放送で呼ばれてしまい、そのまま帰る事になって。
私は連絡先も聞けないまま帰った。
月曜日は少し恥ずかしかったけど――…先生に早く逢いたくて。
急いで準備室に向かうと、予期せぬ人物がいた。
そのせいで、あれから一週間が経とうというのに、未だに連絡先が聞けない…(泣)
―――今日もいるのかなぁ。
「キャハッ―――でねぇ、その子と…」
ドアから漏れる声に、溜め息一つ。
……早く掃除しよ。
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