「優美子、ハワイはどうだったの?全然焼けてないじゃない……
さては、ずっとお部屋に籠っていたんでしょ?」
ニヤニヤ笑いの真彩の視線に優美子は赤くなり、慌てて運ばれてきたばかりのコーヒーを手をとった。
「もお、真彩ったら。
そんなことばっかり考えてるんだから…それどころじゃなかったのよ。
カズくん、ハワイまで仕事持ってきちゃってるんだもん。
チーフになって初めての大きなプロジェクトだから、準備しておくことが山ほどある、とか言っちゃってさ。
それでも楽しかったな。アラモアナではいっぱいお買い物したし」
優美子は、遅いハネムーンから、1週間前に帰ってきたばかりだった。
お土産にマカダミアナッツにホワイトチョコレートをからめたスイーツと、真彩と理亜にお揃いのムームーを買ってきてくれた。
「荷物になってしまってゴメンね〜」
手を合わせる優美子に
「全っ然〜!ありがとう!めっちゃ可愛い!」
真彩は手をひらひらさせた。
爽やかなブルー地にピンクのハイビスカスがプリントされたそれを一目で気に入った。

