ヤンデレ彼氏と束縛

彼が完全に狂ってしまった。


嗚呼、昔には戻れないだろうか…。


あの、幸せだった日々に…


私達は戻れないだろうか…。


そう思っていたら涙がぽろりぽろり。


いつの間に泣きじゃくっていた。


泣いて泣いて泣いて…


また泣いて。

私は彼に利用されてるんじゃないかと思った

きっとそうだ。
体を見せなければ裂くと脅し、私を性処理器具の様に扱ってるだけなんじゃないかって…
だけど…何故体を見たいために裂くのかがわからない。
普通なら体を見せることを拒んだら他の女の所に行くはずなのに何故私にこだわるのか…。
彼の思考が分からなかった。

私を愛しているのか…。



それとも



性処理器具としか思ってないのか。



知りたい…



彼の気持ちが知りたい…。


私の頭にはあのどす黒い血



ぱっくりと空いた痛々しい傷


そしてなによりも残るのは


彼の優しさ…。


今となってはあの優しさが痛い。

あの優しさが恋しい。