桜「んなぁ、真広。今日さぁ、晩飯一緒に行かん?」

「おうえーよー。じゃぁいつもの隠れ家で。」



battleggsの収録の後、俺は真広を飯に誘った。
battleggsとは、Westeggsの冠番組で、あらゆる方々と対戦する番組。

3年もたつのに、俺はまだ莉和のことが気になる。
真広はどう思ってんのかなぁ…。





桜「とりあえずビール2つお願いしますー。」

山「んで、今日はどうしたん?やっぱり?」

桜「おん、この時期なったら思い出すわぁ。
やって、もう3年も経つんやで?
莉和が芸能界から消えてから。」

山「やなぁ。俺も時々今どうしてんのやろって、思う。さくみたいに、特別な感情があるわけやないけど。」



そう、真広には、この話をよくする。
結構話に付き合ってもらってる。


桜「俺さぁ、やっぱ好きやねん、莉和のこと。
忘れることができんような存在になってしもうてる。」