どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて



「キレイな空……」


青々と輝く空に

一点の曇りがあったことは私は知らない。


クレープのゴミを外のゴミ箱に捨てると私は最寄駅に向かって歩きだした。


すると


「心ちゃーんっ!」


歩いた後を陽気な声とともに叩かれた。


私はビックリして振り向くと


「佐野くん!」


そこにいたのは明るい髪色の彼だった。


私服姿で、首元が空いていてアクセサリを付けてる所はやっぱりチャライなって思う。


「やっぱり会えた

あれ、翼は?」


私の周りを見渡してそう問いかけてくる佐野くんは