どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて



「照れんな、これ」

そして、ふっと笑顔になったんだ。


そう、その顔が好きだった。

彼の笑顔はなんだか無邪気で

見ていると、私まで幸せになるの。


私がそうやって彼をみていると

星野くんは言った。


「俺さ、クリスマスイブの日に

お前にネックレス買ったんだ

もう泣かせないって誓いを込めたネックレスだった」


彼がポケットから取り出したのは

キラリとダイヤが光っているネックレスだった。


素敵なネックレス。


「でもさ、こんな中途半端な誓いじゃダメなんだ」


「えっ……」