彼はそう言って真剣に私を見た。 星野くんは言う。 自分は弱かったと。 何かを守る時、失う覚悟ができていないと 人は守れないと。 それはずっと幸せでは気付けない話。 何かがなければ分からない話。 「はい……」 私は返事をして彼を見た。 もう一度、 もう一度2人で愛を伝えたい。 それは物語のように、簡単ではないけれど 物語のように、素敵な話だからー。