どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて


私にはこんな権利ないと分かっているのに

心の中ではそうやって願ってしまうんだ。


彼が遠い。

手を伸ばしても届かない距離にいる彼が遠く感じる。


前はすぐそばにいたのに。

今は手を伸ばしても届かない。


「心ちゃん?」


こんなんだったら、別れなきゃよかったんだ。


きっとずっと、好きで好きで仕方ない気持ちから

離れることなんてできないのに

自分から手を放してしまうなんて私は本当にバカだ。


彼のこと、嫌いになれるはずなんてないの。


だったらそばにいてくれるだけでも幸せだった。

欲張っちゃってごめんなさい。


心の中でそういった瞬間、彼の声が聞こえた。