佐野くん…… 私のせいで、いっぱいいいっぱい変わっちゃったのに。 仲良しだった星野くんとだって話さない。 彼は他の女の子を見ることがなくなった。 遊びにも行かないでいつも私のそばにいてくれる。 「ありがとう……佐野君」 精一杯の感謝しか返せない。 だけど彼は嬉しそうに笑うんだ。 それから2人で遠回りをしながら歩いていると 夕焼けが見えてきた。 もうそんな時間か…… そう思った瞬間 息をのんだ。 「…………っ」 少し離れた先にいるのは、確実に星野くんと彩花ちゃんだ。