きっと、大丈夫。
彼なら来てくれるからって自分に言い聞かせながら
私は床にしゃがみこんだ。
「寒いよ、星野くん……」
怒ったりしないから、早く来て。
今日はね、特別。
だってクリスマスイブだから、すぐに許してあげるから
お願いだから私の前に現れて。
ポンー
すると、その時
私の肩を叩く人物がいた。
「星野くん……!」
やっと来た、やっと来てくれた。
元気に顔を上げたら、そこにいたのは
「心ちゃん……」
佐野くんだった。
「な、んだ……ちょっと翼くんかなあと思って」
ダメだ、泣きそうになる。
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