その日の夜、 星野くんから電話がかかって来た。 「もしもし……」 「もしもし、俺」 星野くんの声が聞こえることに安心感を覚える。 「うん、」 「病院でのこと、ごめん 彩花の方先に心配してごめん」 「ううん」 いいの。本当はそうでなきゃいけないはずだから。 だけどちょっと寂しかったんだ。 「あと……追いかけてやれなくてごめん」 「ううん」 彼は私に、たくさんごめんと言った。 本当は違う、ごめんなんて言わせたいんじゃなくて…… 「っ、」