どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて



「彩花ちゃん、そんな風に言ったら佐野くんに失礼だよ

佐野くんは素敵な人だよ、アイツでもいいなんて言っちゃダメ」


つい、感情が入ってしまいそう言うと

彩花ちゃんはかっとなって息を大きく吸い込んだ。



その瞬間


「ゴホゴホ……っ、」

苦しそうにせき込み始める。


「ごめ……っ」


背中をさすろうとした時


ガラー


「彩花っ!」


星野くんが勢いよく入って来て

彩花ちゃんの背中をさすった。


「ごほっ、ごほ」

「大丈夫か?彩花」


なんか私……ダメかもしれない。