どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて



星野くんも、前見たいに朝から囲まれることは無くなった。

たぶん、私の時に怒ってくれたのが原因だと思うけど。

すると


「授業を始めるぞ~」

先生が入って来て授業が始まった。


「~のように、古典にはドロドロとした恋愛関係があります


童話と違ってハッピーエンドというわけにはいかないのです」


童話は必ずハッピーエンド。

ライバルは必ずいなくなって

最後は幸せに暮らすんだ。


そんな感じで今日は一日中

ぼーっとそんな事を考えていると

いつの間にか授業は終わっていた。


「おい、どうした?

帰んぞ?」


目の前にカバンを持った星野くんがいる。