どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて



放課後になって私は、星野くんの所に向かった。


「星野くん!」


話があることを伝えようと呼び掛けると

星野くんは私を見て少し気まずそうな顔をした。



「あ、の……」


しかし、いざ言葉にしようとすると、詰まってしまう。


深呼吸してもう1回言おうと思った時


「あのさ、ちょっと話さね?」


星野くんの方からそう言ってきた。


「う、うん……」


驚きながらも返事をして、屋上に行くと

星野くんは少し空を眺めてから言った。


「昨日……」


やっぱり、その事か。


「あの、昨日はごめんね

本当イキナリ走りだしちゃって」