どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて



その声は、下駄箱の裏から聞こえてきた。

そうか、この裏に犯人がいるんだ……。


やめてって言わなくちゃ、

いざ行こうとするとやっぱり怖い。

足がすくんでその場から動けなくなった時


ダンーっ!


その大きな音は裏側で聞こえた。


思わず私がかけつける。


すると、


「返せよ、クツ。」


ビクリと肩を持ち上げるクラスのリーダー的女子3人を

すごい形相で睨みつけている星野くんがいた。


「俺そういう事されんの一番嫌いなんだけど」


「ごめん……っ、星野くんでも私達星野くんのことが……」