「行こ…」

岡村さんの肩を抱いてさっき翔太が歩いってた道を歩いてく


信じて?


私を信じてよ?ねぇ

「…好きですか?」

ぽろっと誰もいなくなった廊下でつぶやく


私を好きですか?

誠は…私よりきっと岡村さんを…


私は大好きだよーー…


だからこそ信じて欲しかった

誠…誠のプレイがもっと見たかった


一緒にバレー、したかった

この想いは届かないの?


もう、馬鹿話もできない
隣に居られない…


「もう幼馴染で隣に居るのは無理なの…かな?」