「少し、話さない?」



誠は…ゆっくりと頷いた


ねぇ、誠


貴方はどんな気持ちで電話してきたの?

私は…どうしたらまた貴方を振り向かせることができるの?

あの夏の日、確かにあった君との恋人期間


もう、すれ違わないと思っていた