幼馴染、マネージャー、恋人。

段々と陽介が動くペースが早まる
トクントクンと陽介の鼓動が伝わる


だけど、初めてをあげることが出来た
あなたなら…いいと思った


「好きだ…よ。陽介」




思えばこれが初めてだった

1年も付き合った彼氏に私はまだ一度も好きと言っていなかった


陽介は大きく目を見開き…やがて口元を緩めた


「好きだよ、凛」


私はそこで意識を手放した