「そーゆう、あんたこそなんで補習心配しなきゃいけないほど悪いの?」

「そ、それは…誠のせい」



「ふふん?何があったか聞きたいなー」


私は高沢に誠を夏祭りに誘って断られたことを話した


「頑張ったじゃん、あんた。だだ…ヌルい!」

バーンとザワザワした教室で目立たない程度に高沢は机を叩いた


「へ?ヌルい?」


「一度くらい断られたからなんだぁー!」