「ちー、藤ノ宮さん、困ってる」


そう言ってくれたのは、美女さんに似ている黒髪の男の子。


この子…女顔だからかな?


なんか可愛い♪


「あははっ…ごめんね?」


「大丈夫ですが…なんでそんなに驚いてるんですか?」


そこが一番重要‼︎


「あれ?もしかして知らないの?」


「何をですか?」


美女さんからの質問にそう答えると、うーんと悩みだした。