屋上で昼寝していると、
授業開始のチャイムがなった。
マスターも葉月も気にせず寝ている。
私もだけど、この二人は物音や気配に
敏感だから、聞こえているんだろうけど。
無防備な姿をさらしているということは、
それだけ私を信用してくれているということ。
まぁ、当たり前だ。
それだけ私はマスターに尽くしてきたのだから。
マスターは優しいから私に服従を求めない。
私自身がマスターの人形でいたいと望んでいる。
それでいいのだ。
それだけが私の存在意義。
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…