「はい。」


「じゃ、一番後ろの窓側。」



ふーん

……まぁ、無難ね。



「先生、龍と優希はどこですか?」



優希はマスターの偽名、龍は葉月の偽名だ。




「あー、あいつらは…多分屋上だな」



上ね、わかった。



「先生、私行ってきます。」



「は?」





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