「僕は、ずっと君が好きだって言ってくれた僕のままだから」 「うん…」 「じゃ、またね」 「うん、また」 栄太は片手をあげ、今までとは違って無邪気に笑った 私も片手を振る 「目、瞑って」 言われるがまま、目を閉じた その時、私の唇に何かが当たった