「この先に墓なんてない 松陰先生の家があるだけ…あの人はもう、住んでいないけど」 頭は真っ白だった 舞い上がっていた 信じられない 夢だろうか…いや、そんなのもう、どうでもいい! ただひたすらに彼の顔を見つめていた 聞きたいことは、たくさんある でも、どれも言葉にならなくて…何から話していいか、全然わからなくて…