そう言えば、さっきより森が深い気がする 「ほんとに、栄太なの…!?」 「うん、栄太だ」 見えていたはずの町並みも見えない 見えるのは、目眩がするくらいの緑と、木漏れ日に照らされた彼の笑顔 逢いたかった…彼の笑顔だった