でも、好きなんだし…もしかしたら、ほんとにもしかしたら
幽霊の栄太に逢えたりして…
栄太なら、全然怖くないな…なんて、ありもしない妄想繰り返して…
道の途中、周りは木だらけ、草だらけ
ちゃんと整備された道もあったけど、私はあえてそっちを選んだ
冒険心がくすぐられたというか…土の道の方が、栄太がいた頃みたいで、栄太に近づける気がして…
少しでも、感じていたかった
君がいた時代 君が見た景色
なるべくたくさんのものを見ようと、必死に目を凝らしてきょろきょろしながらゆっくり歩いた
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