「お前、これ見ろよフフフッ・・・。」 黒板には手紙が貼ってある。 目立つように黒板には「これ誰の」と大きくかいてある。 そこに貼ってあった手紙は今日、私と紅葉がやりとりしていた、あの手紙・・・ 1枚目の・・・ 私はただ、その手紙を見続けていた。 体が動かなかった。 すると、後ろから紅葉が出てきて、すぐに手紙をとった。 その手紙はクラスのほぼ全員が見ていて、 私の好きな人が誰かもほぼ全員知っていた。