~一年 二学期~



私の学校は夏休みを終え、二学期の中間テストも終えたところだった。

私はあまり頭が良くないので、60点台ばっか・・・。

私はいつもテストが返ってくるときはドキドキしている。

「はぁ・・」

私がため息をした時仲良しだった柳原 梨花が来てこう言った。

「テストなんか忘れて席がえがあるじゃんか!!ねっ。絶対前後になろうね。」

「うん。」

梨花ちゃんは、まぁ、悪いところもあるけども・・いい子だと分っている。

「あっ。先生来ちゃった。じゃぁね。」

「ばいばい。」

先生がしきりながら席がえは進んで行った。

「では、移動!」

私達は自分の机と一緒に指定された場所へ向かう。

私の席は前から二番目の真ん中・・。

「最悪。」